2017年4月16日日曜日

【六月の夜と昼のあわいに】恩田陸(序詞:杉本秀太郎)(朝日新聞出版)

明日は健康診断なので、今日は夜9時以降は絶食である。
水しか飲んじゃだめ。
まあ毎晩寝る前に何かを飲むとか何かを食べるとかいう習慣はないので、どうってことはないけれど。
静かな夜を過ごしています。

【六月の夜と昼のあわいに】恩田陸(序詞:杉本秀太郎)(朝日新聞出版)
絵と、短歌(俳句)とに触発されたかのような短編集。
それぞれの絵を見て、それについた短歌を読んで。
で、ストーリーに入っていく。
それぞれは、ややモノローグ風の奇妙な話が多い。
説明の柄なさそうな物語や、突飛もなさそうな物語。
「Interchange」という最後の作品が、この短編集のすべてを表しているのかも。
どこかで交わっている世界。どこかの場所で。どこかの時間で、クロスしている世界。
ときどき恩田陸の作品に現れる、そんな世界が、絵とともに語られると、もわっとした幻想がもっと膨らむような。

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