2017年4月26日水曜日

阪神0ー1DeNA(4月25日・甲子園)

今年は全試合を追っかけようと思っていたのだが。
4月半ばにして既に挫折。

巨人戦(東京ドーム)
4月21日:巨人4ー1阪神
4月22日:巨人1ー2阪神

だったらしい。
ぶたこの生徒さんの発表会などあり、バタバタしていて、試合を追いかけられなかった。
あ、フィギュアスケートの国別対抗戦もあったしね。
いやあ、日本女子は頑張ったよ! 羽生君のリカバリもすごかったけど。

で、今日の試合です。

惜しかったなあ。。。
秋山はとってもとってもよかったんだけど。
打線がベイスターズ・濱口を打てませんでしたね。
ベイスターズにとっては、いい投手が出てきた! ということですな。

まあ、こういうことがないと野球は面白くないからね。
見応えのある投手戦をありがとう。
できれば勝ちたかったけど。。。。

2017年4月22日土曜日

巨人1ー4阪神(4月21日・東京ドーム)

今日もフィギュアスケートを見ていまして。
野球はちょっとだけ観ました。

福留の先制弾。
そのあと、鳥谷のエラーがあって、先発・メッセンジャーがイラッとするのが見えたので、これはどうなることかと思いましたよ。そのあとジャイアンツ阿部の犠牲フライで1点とられたしね。

去年までのメッセンジャーなら、そこからどどどっと崩れていくところですが。
今年のメッセは精神的に強くなったみたいですね。
最大のピンチを、1点だけに抑えて。
8回まですいすい。
締めはドリス。
何とも理想的な勝ち方ですね。

3連戦の初戦を勝てたのはうれしいですね。
明日からの対戦を気楽に見られるし。


さて、ついでにフィギュアのことも書いてしまいますが。
宇野選手の演技にも感動しましたが。
何といっても羽生選手。
4T-1Lo-3Sの3連続ですよ。
最後にはもう一回3Aを飛ぼうとしたし。
どこまでチャレンジャーなんだろう。
でもこれで、来季は誰かが4ー1ー3とか4ー4とかに挑戦し出すかもしれませんね。
どこまでいくのか、フィギュアスケート。

2017年4月21日金曜日

中日5ー2阪神(4月20日・ナゴヤドーム)

今日はフィギュアスケートの国別対抗戦もあって、生で見てないのです。申し訳ない。
宇野君の演技や、羽生君のジャンプを観ながら、チロチロと横目でウェブをチェックしてました。
だからまともなことはいえないのですが。。。。

あまりいい負け方ではなかったようですね。
昨日に引き続き。。。。。

昨日はエラー。
今日は1点差で、まだまだ追い上げるぞ、と言う意気込みで送り込んだ(たぶん)マテオが、ビシエドに今季初ホームランを打たれてしまいました。
はれまあ。。。

昨日も打たれてましたしねえ。
大丈夫かな、マテオ。

ドラゴンズは、開幕以来あまり調子がよくなかったですが。
打順を入れ替えたのが功を奏しつつあるのかな。
目覚めさせてしまったか。。。。

まあ長いシーズンですから、好不調の波もあるし。それは個人にもチームにもね。
その波を乗り切ってこその最後の結果ですから。

長い目で見ていきましょう。
まだまだ試合は続くのです。
何が起こるか分からないのがスポーツ。羽生君だってミスをする(たはは)。
それを誰かがカバーする。
カバーできるチームが強いのです。きっと。

2017年4月20日木曜日

中日4ー3阪神(4月19日・ナゴヤドーム)

連続試合出場単独2位となった鳥谷が。
最後はタイムリーエラー。
とほほ。

しかし、それよりも知りたいのは、8回裏。
2死2塁で、どうして大島は敬遠じゃなかったのかなぁ。
マテオの強気に賭けたのか。
 四番バッターで勝負! というのが嫌だったのか。

まあわかりませんが。
とにかく結果は結果。

とはいえ、こういう試合もありますわな。
先発・秋山。途中からは、よかったけどなあ。
次に期待しましょう。

2017年4月19日水曜日

中日1-3阪神(4月18日・ナゴヤドーム)

今年のドラゴンズはどうしたんでしょうねえ。
いや、他のチームのことはあまり話題にしたくはないのですが。
チーム事情とか、よく知らないし。

かつて優勝争いをしていたときは、打てなくても、ガッチリとした守りで勝っていたチーム。
今日は、走塁の失敗、バントの失敗などが目立ちました。
失敗が目立つのは「失敗の少ないチーム」という刷り込みがあるからですけどね。
助けられた場面も多かったなあ。

いやいや、それもこれも、先発・岩貞のピッチングがあってこそ。
7回と3分の2。よく投げました。

先発投手が長いイニングを投げると、試合のリズムが良くなる気がする。
今日はドラゴンズ先発・バルデスもテンポの早い投手なので、試合全体が引き締まっていました。エラーも少なかったし。

そんな中で勝てて、気持ちいいですね。

2017年4月16日日曜日

【六月の夜と昼のあわいに】恩田陸(序詞:杉本秀太郎)(朝日新聞出版)

明日は健康診断なので、今日は夜9時以降は絶食である。
水しか飲んじゃだめ。
まあ毎晩寝る前に何かを飲むとか何かを食べるとかいう習慣はないので、どうってことはないけれど。
静かな夜を過ごしています。

【六月の夜と昼のあわいに】恩田陸(序詞:杉本秀太郎)(朝日新聞出版)
絵と、短歌(俳句)とに触発されたかのような短編集。
それぞれの絵を見て、それについた短歌を読んで。
で、ストーリーに入っていく。
それぞれは、ややモノローグ風の奇妙な話が多い。
説明の柄なさそうな物語や、突飛もなさそうな物語。
「Interchange」という最後の作品が、この短編集のすべてを表しているのかも。
どこかで交わっている世界。どこかの場所で。どこかの時間で、クロスしている世界。
ときどき恩田陸の作品に現れる、そんな世界が、絵とともに語られると、もわっとした幻想がもっと膨らむような。

阪神2-1広島(4月16日・甲子園)

何が勝利に貢献するのか。貢献という言い方はおかしいけど、「あのプレーが」とか「あれがなかったら」というのが1試合に1つぐらいはある。
「たら・れば」で試合は決まるのだ。

もしもカープの抑え・中崎が休んでいなかったら。
九里は7回ぐらいで交代だったかもしれない。
5回で、立ち直りの兆しのあった能見をすっぱりと交代させたタイガース。
結局その回に得点はできなかったけれど。
中継ぎ・抑えに自信がなければできないこと。

まあそれにしても、4安打で勝利なんてねえ。
ツイてました。ともいえるかな。
カープは初回のチャンスで大量得点できなかったのが痛かった、などと言われるのでしょうね。

なにはともあれ。好調カープに勝ち越したのはいい兆し。
藤浪はインフルらしいけれど、調子上向きで、これから前進、前進。

2017年4月15日土曜日

阪神4-2広島(4月14日・甲子園)阪神1-7広島(4月15日・甲子園)

今日は親戚の法事で出かけていて、ゲームは観ていないのです。
どうやら、先発青柳がいろいろやらかしたようですね。
前回登板は2回まで投げて、雨天ノーゲームとなったものの、制球も良くていい内容やなあと思っていたのですが。
おそらく、ファンもベンチも、本人さえもそう思っていたことでしょう。

しかしね。そうそう思ったようにはいかないんだねえ。
先制されてあせったのかなあ。
まあ、ゲームを見てないので、なんともいえませんけどね。
次、頑張りましょう。

というわけで、現状カープに勝利しているのは、リーグ全体でもメッセンジャーだけ。
じゃあ、明日も投げてもらおか、というわけにはいかないので(^◎^;)

それにしても、カープは強いなあ、と思うけど。
まあまだペナントレースは始まったばっかりやし。
あせらずに観ていきましょう。長い目で。

2017年4月13日木曜日

DeNA1-4阪神(4月13日・横浜スタジアム)

2日前に投げるはずだった両投手。今日は投手戦。
前回登板(ヤクルト戦)では、コントロールがままならず、危ない投球でバレンティンと矢野コーチの退場撃にまでしてしまった藤浪。
今日は見違えるような投球でした。
何しろフォアボールが少なかった。1個だけ?
ヒットを打たれても、ダブルプレーで切り抜けたり。
運もありましたな。

一方のベイスターズ・井納も、5回までノーヒットピッチング。
打たれへんような気になりかけたけど。
こういう時って、1本出ると続いてしまうのだね。
6回に3連打で先制したタイガース。

しかしその裏に、梶谷の同点ホームラン。
なんか緊迫したゲームでしたな。

こういうとき、投手交代とか、攻め手をいつ出すかとか、すなわち采配が勝敗を決めるのですね。
ベイスターズ、チャンスで井納に代打。しかし無得点。
タイガース、藤浪続投。結局9回まで引っ張って引っ張って。
9回表で一気に3得点(^O^)
ベイスターズ・山崎が、今日は不調でした。いや、タイガースがうまく攻略した、と言っておこう。

投手戦は、試合のテンポもいいし、緊張感もずっと持続するし、いい感じです。
まあそればっかりでは面白くないけれど。
そして、やはり無失策というのは、なんといっても気持ちいい。
この調子、続けてほしいなあ。

2017年4月12日水曜日

【その女アレックス】ピエール・ルメートル(橘明美訳・文春文庫)

フランス・パリ。准看護師のアレックスは、見ず知らずの男に誘拐・監禁される。廃墟となった建物の地下室で、檻に閉じ込められ、ネズミの餌食にされようとしている。パリ警視庁のカミーユ警部は必死の捜査で行方を追い求めるが、追い詰められた誘拐犯は、換金場所を教えないままに、自ら命を断ってしまう。瀕死のアレックスは自力で脱出を図るが。。。。。。

というところまでは、なんとかあらすじを話せるけれど、ここからあとはとてもとても。展開が意外すぎて、どうにも言いようがない。
誘拐事件 → 監禁 まではついていけるけれど、その後の連続殺人 → 復讐劇(!)となっていくところは、なんとも。。ああこれ以上は言えないか。

犯人を追い詰めていこうとするカミーユを始めとする警視庁の面々のキャラクターもとてもいいし、その心情がどんどん動いていくのに共感していく自分もいて、最後は快哉を叫んでしまいそうになる。なんてこと。

さすがは「このミステリーがすごい!」1位の作品。
ちなみに、この前の作品として「悲しみのイレーヌ」があって、これがカミーユ警部シリーズの1作目。日本では2作目となる「その女アレックス」が先に翻訳されてしまって、ちょっとややこしいことになっている。今から読むのなら、ぜひとも「悲しみのイレーヌ」から読んだほうがもちろんよい。今作の細々とした描写の意味が全てよく分かる。

DeNA6-8阪神(4月12日・横浜スタジアム)

桜満開の知らせは色んなところから届くのに、なかなか暖かさ満開、とはいかず。
とはいえ、先週から続く風邪ひきは、どうやら峠を超えたようで。
日ごとに体調は良くなっている。
ただ、天気は良くならない。
ぱあっと春らしくは、なかなかなってくれない。

雨で中止となって1日待たされてのDeNA戦・横浜スタジアム。
藤浪がスライド登板するのかと思いきや、秋山先発。
今年はかなり期待されている、ということやなあ。

その期待に答えての今季初勝利。
まあ7回途中で降板というのは、まだまだなところもあるのかなともうけれど。
昨季までとは全くイメージが違う。いい意味で。
これからも期待できる。次回はもっと長いイニングを。

それと。失点するときのイメージがあんまりよくないのも困る。
連打、のイメージが強いなあ。
これもまた、これからということか。

途中のイニング、満塁のチャンスが2回もあって無得点、という攻撃も、ちょっとは影響したのか。
まあそんなことに影響されないような投手になって欲しいけれど。


一昨日の晩は、浅田真央引退のニュースに驚いた。
次のオリンピックまでは頑張るのかなと思っていたし。
まあ、今の得点システムでは難しいこともあるのかなとも思っていたけれど。
以前のように、ちょっと失敗したくらいでは減点されない演技、というわけには行かなくなってきている。
(それを考えると、今季復活したコストナーはすごい、ということになるけど)
それでもあの美しい滑りがあれば、とも思っていたのだけれどなあ。

スポーツに「たら・れば」はなし、と言われるけれど、「たら・れば」を想像(妄想?)するのもファンの楽しみの一つと、許してほしい。
もしももしも、トリプルアクセルにこだわらず、他のジャンプの精度を上げるなどの方向に努力していたら、もっと違った形になっていたかもしれない。コストナーみたいに。あるいは、かつて安藤美姫が「4回転ジャンプ」から「表現力」にシフトして成功したときみたいに。
でも、それは、あり得なかったのだろうなあ。
一昨日から何度か流される、現役時代の映像に、何度も涙してしまう。あの時の感動が蘇る。たぶん、何度思い出しても涙してしまうだろう。これからもずっと。そういう選手だった。ありがとう。お疲れさま。

2017年4月9日日曜日

阪神4-3巨人(4月9日・甲子園)

医者に処方してもらったお薬が効いてきたようで、体調は戻りつつある。
午前中には洗濯もし、図書館にも行き。図書館までは歩いて15分はかかるので、ちょうどよいリハビリ。汗をかいたのは熱のせいではないと思う。むしろ体温は下がっていたし。休むのは良いことだ。

甲子園でのデーゲーム。昨日は2回まででノーゲームとなって、さて今日はどうなるか。昨日の先発青柳は、いい立ち上がりをしてたなあ。今季始めってから、先発投手の立ち上がりがどうにもよろしくないので、今日の能見はどうだろうか。

その立ち上がり。三者凡退。なかなかよろしいじゃないか。この調子で行けるところまでいけ。
対するジャイアンツ大竹もなかなかの立ち上がりで、北條の一発はあったものの、今日は投手戦。

そして試合が大きく動いたのは7回。
表の攻撃でジャイアンツが反撃。3連打で同点。能見降板。
このあたり、7回でつかまるというのは、何か原因があるのかな。球の力が劣ってくるとか、球種とか攻め方が読まれ始めるとか。これは今後の課題。
で、代わった桑原が2死から、代打亀井にタイムリーで逆転され。
この時点で、今日もアカンのかなあとおもいましたがね。

しかししかし。7回裏には北條が、この日2本目となる2ランホームランで同点。
さらに8回には、リリーフの森福から上本が勝ち越しホームラン。

得点がすべてホームランというのも、タイガースらしからぬところですな。
しかも北條と上本ってねえ。いやこれは失礼。

まあともかくも、勝てばよいのである。
去年はなかなか白星をあげられなかった甲子園の巨人戦で、早々に勝利したのはうれしい。ほっとした。

それにしても、選手の交代というのは難しいらしい。
ジャイアンツは、代打亀井がズバリ的中したけれど、リリーフ森福が打たれてしまった。
タイガースはリリーフ桑原が逆転を許し、高山の代打・中谷は凡退した。それでも勝った。
あ、そういえば最終回、守備交代でファーストに入った荒木の好プレーもあったなあ。
いろいろな采配がうまくいったりいかなかったりする。
そこが野球の面白いところ。
今日もまた、両チームとも無失策のいいゲームでしたし。

【あの素晴らしき七年】エトガル・ケレット(秋元孝文訳・新潮社)

朝起きると喉が痛い。熱を測ると37度。朝一番でこれはちょっとまずいかも。これから上がっていく可能性大。
ということで、朝のうちに近所のお医者さんへ。待合で待つこと1時間。これぐらいは覚悟のうえ。むしろ何もせずに1時間を過ごしたことで、心も体も落ち着いた感じ。とは言え微熱とのどの痛みはそのまま。
診察室で、関節の痛みはありますか。ノー。熱は高いですか。37度。鼻水は。昨日ぐらいはあったかなあ。聴診器を胸と背中に当てられる。
風邪ですね。
ということで、お薬を出してもらって、あとは安静にどうぞ。症状が重くなるようだったらまた来てください。

そんなわけで、毎食後、お薬飲んで、あまり動き回らずに一日過ごす。
テレビで野球中継を見ていたが、甲子園は試合途中で雨が激しくなってノーゲーム。

【あの素晴らしき七年】エトガル・ケレット(秋元孝文訳・新潮社)
イスラエルの作家&映画監督その他のケレットの、短いエッセイ集。
息子が生まれてからの7年間を振り返る。
息子の成長を記録したほのぼの日記かと思いきや、さにあらず。
イスラエルは今も(いつでも)戦闘状態なのだ。
さらには、ブック・フェアで訪れる国々でも、ユダヤ人差別を肌で感じる。
しかし、それらをこの作家は、深刻に伝えるのではなく、ユーモアとペーソスで味付けして差し出してくれる。
もちろん、それは現実世界からの逃避なのかもしれないし、この人独特のやり過ごし方なのかもしれない。
そんな風に生きている人は、きっと多いのだ。
昔の日本もきっとそうだったのだ。
そんなことを考える。

2017年4月8日土曜日

阪神3-5巨人(4月7日・甲子園)

急に暖かくなって、体が追いつかない。湿気はいっぱいあると思うのに(どこもかしこも霞んでいる)喉が渇くのは、ちょうどサウナに入っているのと同じ状態ということなんだろうなあ。ようやく暖かくなったのだからもっと喜びたいのだけれど、体がついていかないので喜べない状態。雨だし。雨が止んでも切り出し。もやっているし。視界は悪いし。なんとなく熱っぽい気がして、朝トーストを食べたあと、念のためにと風邪薬を服用。普通の顆粒なんだけど、効き目が良すぎてか、一日中眠気が取れず、夢現の状態で仕事をこなすことになった。それでも文句なく終業時間までおれたのは長年の経験が生きたとしか言いようがない。

こんな状態だから、伝統の一戦・甲子園開幕戦といっても集中して観続けることも出来ず。うつらうつらとテレビの音声を聞いていた。
序盤に4失点。どの投手でも立ち上がりは難しいと言われるけれど、条件は敵味方同じなのだから「何かが違う」のだろう。それを妄想するのはファンの楽しみで、真剣に考えるのはベンチの人たちなんだろう。考えてください。

タイガース先発の岩貞。立ち上がりこそ失点したけれど、その後はまずまず。まあ球数は多かったけどね。好打者が揃っているジャイアンツ相手だと、それも仕方がないというか、織り込み済みだと思うけれどね。ジャイアンツ相手に「長いイニングを」というのも難しい話、なんでしょうね。

結局は相手ペースのままで敗戦したわけだけれど。そんなに落ち込むような内容ではないと思うなあ。松田、高橋といった中継ぎはきっちりと抑えていたんだし。
あとは攻撃ね。まあ序盤、チャンスでダブルプレーというのが目立ったけれど。それもありうることだからね。
ちょっとの違いで勝ったり負けたりが野球なのだ。今日はちょっとだけ、ジャイアンツに分があった、ということですわな。圧倒的な力の差というのは感じなかったし。長い一年は、まだ始まったばかりであるよ。

2017年4月7日金曜日

阪神5-4ヤクルト(4月6日・京セラドーム)

ゲームですから、試合ですから、勝つのは大事。
初回の4得点で今日は楽勝なのかな、と思いきや。
毎回先頭バッターを塁に出すという、ハラハラの展開。
そして追いつかれ、延長戦。

観ている方としては、もっと楽に勝てそうやったのに、なんて思いますが。
こういうことがあるから野球は面白いのですよね。
ハラハラドキドキがなければ、スポーツなんてつまらない!
ギリギリで勝つ。
それでも勝ちは勝ちですから。

というか。
こういう試合を勝つチームが、最後まで強いのではないか。
と思いますね。

2017年4月6日木曜日

【最後の秘境 東京藝大-天才たちのカオスな日常】二宮敦人(新潮社)

有名だけど内実はよくわからない、という場所はいろいろある。大学などはその一つ。それも日本でも頂点にたつ「芸術系の」大学ならなおさら興味が湧く。

夫人が現役の藝大生ということから、その内実に迫る。というよりも、そこで学ぶ(?がつく)学生たちの実態に迫る、というドキュメント。

といっても、裏側を暴く、と言ったていではなく、本当にそこで学んでいる学び方などをそのまま切り取っているのだが。
その「日常」そのものがすでにおかしい。

美大と音大の差。それぞれの学生のこだわり。
信じられないような競争率を経て入学した学生たち。
変人でないわけがない。
もちろん、教授陣も「ここでしか仕事がなさそうな」人たちばかりのようだし。

金属造形の学部では「命の危険がある」機械が普通に動いている。
音楽系では打楽器の話がやっぱり面白かったかな。なんでもやらないといけないから。
藝祭(学園祭?)では、学長が絶叫し、意味不明なパフォーマンスが学部の垣根を超えて繰り広げられる。

芸術の最高学府なのだから、まあこんな人もいるだろうなあ、まあそんなこともあるだろうなという話もあるけれど、やっぱり普通じゃないかも。

ただ、最終章では、お互いの学科を認め合い、尊敬しあっている部分も見えて、変なところ、ということだけで終わるのではないものを感じさせてくれる。
芸術って面白いなあ。いいなあ。と思うよ。

阪神4-1ヤクルト(4月5日・京セラドーム)

いやあ、ようやく勝てましたなあ。
糸井の一発で勝負あり。

それまでは。。。毎回のようにランナーを出すも(それもノーアウトで)なかなか得点ができなくて、鬱々とした気分でした。
いつもなら、これでガタガタと行くところ。

それを堪えたのはタイガースの投手陣。
先発の秋山。リリーフの桑原、マテオ、ドリス。

やっぱり野球で勝つには投手かな。

それと。ようやく失策ゼロ試合でしたね。両チームとも、というのが気持ちいい。
これでこそプロ野球です。

2017年4月5日水曜日

阪神1-3ヤクルト(4月4日・京セラドーム)

今年の(も?)藤浪はピリッとしませんなあ。
8四死球ですか。
おまけに乱闘騒ぎまで引き起こし。
バレンティンに矢野コーチが退場。

打線もつながりを欠き、糸井の本塁打のみ。

まあ、見どころというか、いいところと言えば中継ぎの松田、藤川が気合のあるピッチングを見せたところ、ですかね。

守りにもちょこちょこともたつきが垣間見えて。
どうしたものかなあ。

あ、いやいや、そんなことはない。
中継ぎがよかった、ということは、これからのゲーム、途中まで勝ってたらなんとかなるという目途がついたといういことですよ、これは。
打つ方だって、さっぱりというわけではなく、いつもの開幕時よりもよく打ってるくらいやし。
あとは守り。
それもきっと、これから慣れてくるって。

まだまだ開幕4戦目ですよ。
ペナントレースは始まったばかり。
これからですよこれから。(c)吉田義男

2017年4月4日火曜日

【私の家では何も起こらない】恩田陸(角川文庫)

幽霊屋敷ものの連作。
小さな丘の上に立つ古い洋館。そこにまつわる過去からの物語。
いわば「お屋敷の年代記」

ちょっとブラッドベリ風。
だけど、恩田陸らしい(と言っては怒るかも)時間差攻撃で、一瞬くらっとさせられる。

10個の作品が、それぞれ独立していながらつながっている(だから連作なんだけど)。
恐ろしくもあり、ほのぼのともし。その両方を掴み取っているのがさすがです。

2017年4月3日月曜日

【黒と茶の幻想】恩田陸(講談社文庫)

大学の同窓生で30代後半の男女四人が、屋久島(Y島)への旅を通じて、過去の謎すなわち、四人の間にあるわだかまりを解いていく。

四人それぞれの語りで作られる4つの章。それぞれの視点が少しずつ違っていて、それぞれの章で一つの物語が完結していく一方、複合的に謎が明らかとなっていく、その構造の素晴らしさ。作者の構成力の確かさが遺憾なく発揮されている。

どこか感の鋭い利枝子、元美少年の彰彦、利己的だが魅力的な蒔生、一見天真爛漫な節子。蒔生と利枝子は学生時代はカップルだったのだが、利枝子の親友・憂理に蒔生が惹かれたことにより、別れていた。一方、蒔生は彰彦の姉とも関係を持っていた。

四人が持っている、過去の謎を解く、その過程がとても面白い。各々には、他人には言えない事情があり、しかし年を経て、別々の家庭を持った今となっては、隠しておくことも苦しいこともあり。。。。ということで、いろんな謎が解かれていくのである。

さらにさらに。ここは恩田陸の真骨頂だと思うけれど、四人が「謎解きゲーム」のように話し出すいろんな「謎」の面白いこと。そしてそれを解いていくのも組み込まれていて、一つの話に一体どれだけのミステリーを放り込んだら気が済むんだっ! と言いたくなる。

その上その上。本人作の「麦の海に沈む果実」のストーリーまで組み込まれてしまって。
いやはや、「集大成」と言うにはあまりにも内容豊富。深刻なものからユーモアまで、これだけのことを一つの作品に押し込めてしまうとは。

2017年4月2日日曜日

読書メモ

2月~3月に読んだ本。

【あひる】今村夏子(書肆侃侃房)
【夜行】森見登美彦(小学館)
【七月に流れる花】恩田陸(講談社)
【八月は冷たい城】恩田陸(講談社)
【象と耳鳴り】恩田陸(祥伝社)
【光の帝国-常野物語】恩田陸(集英社文庫)
【タマゴマジック】恩田陸(河北新報出版センター)
【クラウドガール】金原ひとみ(朝日新聞出版)
【六番目の小夜子】恩田陸(新潮文庫)
【ネバーランド】恩田陸(集英社文庫)
【月の裏側】恩田陸(幻冬舎)
【私をくいとめて】綿矢りさ(朝日新聞出版)
【麦の海に沈む果実】恩田陸(講談社文庫)
【僕の名はアラム】ウィリアム・サローヤン(柴田元幸訳・新潮文庫)
【MAZE(メイズ)】恩田陸(双葉文庫)
【ドミノ】恩田陸(角川文庫)
【PUZZLE】恩田陸(祥伝社)
【果てしなき旅】ゼナ・ヘンダースン(深町真理子訳・ハヤカワ文庫)
【ライオンハート】恩田陸(新潮文庫)
【悲しみのイレーヌ】ピエール・ルメートル(橘明美訳・文春文庫)
【おおあたり】畠中恵(新潮社)
【誰もいないホテルで】ペーター・シュタム(松永美穂訳・新潮社)
【十二人の死にたい子どもたち】冲方丁(文藝春秋)
【図書室の海】恩田陸(新潮文庫)

広島9-1阪神(4月2日・マツダスタジアム)

なんともはや、ボロ負けですな。
「投打に精彩を欠く」という上に、守りでも精彩を欠いていました。
負けて当然。

先発能見。
ちょっと丁寧すぎたのでは。
ライト福留。
7回のエラーもだけど、初回の送球も、間に合わない本塁送球なんて、どうも福留らしくない。
ふたりとも、大丈夫なのか。
どこか、不安定さが感じられます。

ひとり気をはいていた糸井が、デッドボールで途中交代。
何もかもうまく行きませんね。

対するカープは、昨日、一昨日は、らしからぬミスもあって、大丈夫なのかなあと思わせましたが、今日になって本来の力を取り戻しつつあるような雰囲気ですね。
って、相手チームを褒めている場合ではないですが。

今年はこんな感じでいくのかなあ。
どうやら覚悟を決めて、一年を過ごさないといけないようです。はい。

挑む!

2017年4月1日土曜日

広島9-8阪神(4月1日・マツダスタジアム)

どうやらタイガースは負けたらしい。

テレビ中継は途中まで。
そらそうやろう。
1イニング終わるまでが1時間近く。
とにかく両チームの投手が総崩れ。
1試合28四球の新記録。
何という試合。

加えて、タイガースは4失策。
それでは勝てませんわな。
というか、勝っても面白くないというか。
まあ、昨日の試合でも不安はありましたが。
そのとおりの今日の結果、というところでしょうか。

両チームとも、もちょっと、締まった試合をしてほしいですな。
毎回こんな試合展開だと、勝っても負けても(負けたら一層)疲れが残る。

広島6-10阪神(3月31日・マツダスタジアム)

開幕しました!プロ野球!
例年より興味は薄いはずだったのですが。。。
開幕となると、やはり血が騒ぎます。

雨が心配された開幕戦。
しかしそこはマツダ(ドーム・ドーム)スタジアム(^◎^;)
30分遅れで試合開始。

で、序盤からカープの沢村賞投手ジョンソンを攻略しての8得点。
と、流れは良かったのですが。
6回裏のメッセンジャー続投で3失点した当たりから雲行きが怪しくなりました。
これは、去年の勢いから行くと。。。。と心配していましたが。
9回表に、福留の2ランが出て、ほっと一安心。

まあ、結局は打ち合いに勝った、ということですけどね。
守りのミスとかね、いっぱいあって。
どうにも不安な始まり、という気がしないでもありません。

守り勝つ野球、というのを見せてほしいけど、今年は打つ方で期待するしかないのかな。
ともかく、1勝ですっ!